2019年も明けて早や4週間が過ぎました。

私たち勝山精機は、 昨年に引き続き多くの受注を頂き、有難いことに年明けから慌ただしくしております。
去年末に一台、高剛性・高精度ターニングセンタ (DMG NLX2500/700) の台数を増やし、
さらに数多くのお客様のご要望に答えられるようになりました。

NLX 2500は棒材作業能力80mm、 標準加工径275mm、 最大加工長さ700mmまでの加工が可能で、
小〜中級サイズの物を工作する事ができます。

例えば半導体装置の部品や、去年試作した、車の組み立てラインに使用されるナットランナーの部品等を作る事ができます。 このナットランナーの部品は本来、 溶接が必要な部品でしたが、この工作機械であれば一つの材質から削り出して、
溶接せずに完成させる事ができます。
溶接部分がない分、 耐久性がある強い部品になります。

プロセスを減らし、高品質な物が作れるのは非常に大きな利点であり、 又、機械がひとつ増える事でできる事、作れる物のキャパが増えるので、
納期短縮にも繋がり、 より多くのお客様のご要望に答える事ができます。

私たち勝山精機の最大の売りは、技術力です。
昔は手仕事等で行なっていた経験やこれまで培った技術、そして今の新しいハイテクな技術を駆使して、
複合加工などの多彩な加工内容によって多くの工程を要した複雑形状の物の工程を減らし、尚且つ制度を高めた、より良い品質のものを提供していきます。
受けた注文だけでなく、 自分たちで試作を繰り返し、 お客様にご提案できればと思っております。

時代のニーズに合った、 新たな市場の商品を試作しながら量産までを行けるよう、
社員一丸となり全力を尽くしますので、 本年もどうぞ、 勝山精機をよろしくお願いいたします。