働きやすい職場環境を作る「5S活動」
ようやく秋めいて日中過ごしやすくなってきました。
季節の変わり目で、 衣替えや部屋の整頓をしている人も多いのではないでしょうか?
勝山精機では季節に関係なく、
毎日「小さな5S活動」毎月「大きな5S活動」の時間を設け活動しています。
みなさんは5S活動をご存知ですか?
意味は、「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」の頭文字のSをとったもので
ふつうに整理整頓や清掃をやることではなく、 会社が一体となって取り組み、
職場環境を整える活動の事です。
本格的に5S活動を始める前は、 作業場を綺麗にするというのを心がけていても、
ついつい道具や備品を色々な所に置いてしまい、 探すのに手間取り、 結局見つからず
新しく購入したり全く別の場所から発見したりと時間もお金も無駄になっていました。
これでは職場環境を改善できないと思い従業員一同でルールを決め、
活動をスタートし5年になります。
勝山精機の5S活動は 「小さな5S活動」·「大きな5S活動」の2つの活動に区分しています。
「小さな5S活動」 とは、 毎日AM9:00より10分程、 従業員全員で床・階段・トイレ 食堂などをローテーションで掃除をすることです。
毎日活動することで、綺麗さを維持することを目的としています。
「大きな5S活動」とは、毎月1回事前に従業員からヒアリングした重度な改善案件をきっかけに、5S活動の時間を設けて問題を改善・解決することです。
まずは、原因を突き止め自分たちで知恵を絞り改善することが基本的な活動ですが、
それが難しい場合は業者にお願いする事もあります。
時間を設け話し合い・現場調査すると色々いつも気付かないことが発見できたり、
そしてどのように工夫して改善していくかを皆で
考え取り組み、 職場環境を改善していく事を目的としています。
活動当初は、まとまりがなかったのですが、 地道に活動を続けていくうちに
現在では一丸となって様々な改善を達成できるまで成長しました。
今後もより良い職場環境を整えるために挑戦していきたいと思っています。
5S活動をする事で職場環境が整い、結果として労力・効率向上になり
良い方向に向いていくと考えています。
金属切削加工の町工場は、イメージ的に削り粉・油でどうしても工場が汚れやすいのですが、なるべく出来る所は自分たちで整えて、
従業員、そしてお客様にも気持ちの良い環境であってほしいと願っています。